コミュニケーション方法としての「手話」

主に、聴覚障害の人のためのコミュニケーション手段として、

手話というのがある。

今思えば、ドラマ「オレンジデイズ」では、普通に妻夫木を始めとした登場人物たちが使っていた。

聴覚障害の柴咲に関しては、ずっと手話だった。最終回で初めて一言、言葉を発したくらいだった。

あれは何でみんな手話を知っている設定だったのか、忘れた。

記憶を元に書いているので違うかもしれない。



で、手話である。

言葉自体は、みんな知っていると思う。が、具体的に使える人ってどのくらいいるのだろうか。

僕は、使えない。部分的に、自己紹介とか知ってはいるけど。



そう考えると、コミュニケーション手段としての手話って、

とても心もとない、頼りないもののように思えて仕方がない。

万人が知っているものではないので、実用的ではない。



じゃあ、何がいいのか。って話だけど、これは難しい。

明確な答えが出せていない。



強いて言うならば、筆談かな。と思う。

識字率は高いわけだから。



聞いた話なので本当かどうかは知らないけど、

聴覚障害の人は、読唇術ができるように訓練するそうだ。

また、ある程度の発声ができるまで訓練するとか。

よって、手話はあまり用いられていないとか。

コメント

1. 榎本 2009年08月15日 00:27
手話について、その情報は間違っています。
「ぼくはうみをみたくなりました」の上映をすることで自閉症の方たちのことをさまざまな人に理解してもらおうと考えている春田さん。こんな文章を読んでみてはどうでしょう?
http://www.asahi-net.or.jp/~FE3S-MRKM/f8/roubunka.htm
2. はるた 2009年08月15日 17:32
榎本さん、フォローありがとうございます。
mixiでも同じ記事をアップしているのですが、
以下のコメントをもらいました。
一部引用します。
(開始)
聾学校では古くから口話法(音声で喋り、口の動きを読む会話法)中心の教育を行っていて、手話を正式に教える場はありません。これは手話ばかり頼っていると言葉の取得が遅れるという考え方に基づくもので、今は否定されて手話を教える聾学校が増えてきています。
また、大人になってから病気や事故の後遺症で難聴になってしまった人は、手話をなかなか覚えようとしないのも大きいかと思います。
(終了)
ろう文化の概念は初めて知りました。
自閉とは関係の無い部分で、この記事は書きましたが、
あー、そうつながるのか。と思いました。
また一つ勉強になりました。ありがとう。
でも、ろう文化っていうのは肌感覚としてまだよく分かりませんでした。しっくりこないというか。
ろう文化と同じく自閉文化も!という作者の提言は、あ、そうそう。と分かりましたが。